みやふきんの見聞録

見聞きしたり感じたものを記録するブログ

2021年の創作活動を振り返る

Twitterのタイムラインにふと流れてきたタグ企画 #創作2021_2022

いい機会なのでやってみようと思いました。

私の創作活動というのは、Twitterでの140字小説、300字小説、投稿サイトへの短編小説が主です。2021年は2020年にも一度参加したhoshiboshiのオンライン読書会&合評会への参加もありました。創作したときに思っていたことなども交えて振り返りたいと思います。

 

 

2月 140字小説

 

Twitterで見たツイートをきっかけに思い出した自身のことを書いた140字小説。若き日の苦い思い出。

 

2月 Twitter300字ss

 

1月下旬にお題が発表されて2月6日にTwitterに投稿。お題は「運」

ケセランパセランという存在と綿毛を絡ませたショートストーリー。

300字ssの投稿者さんたちは本当に真摯な方が多く、この時も引用RTで感想をもらってとても嬉しかった。

 

5月 300字ss 

 

以前息子が拾ったスマホのことを思い出しながら書いた。

 

5月 140字小説を5本(そのうち3本をリンクで紹介)

 

「どこにでもあるケーキ、変わりゆく君の顔」

 

これは確実に「待の上で」の劇中の「チーズケーキの歌」に影響を受けてできたお話。

 

「光をさがして、また一歩」

 

これはBUMP OF CHICKENの「なないろ」に影響を受けてできたお話。

 

「花から馳せる」

 

連休明けてすぐ、父が急死して実家の近くのいとこがいろいろと手配をしてくれていたが、その方から花を買って来てと言われ、お通夜の祭壇に飾る花を地元の花屋に買いに行った。地元の風習がよくわからず、花屋に尋ねて買うことにしたが、迷って色付きの香りのある花も買っておいた。結局しきみしか使わずに不要になった花を持ち帰った。葬儀の際には祭壇に飾ってあった花を持ち帰って仏壇に飾った。普段ほとんど花のない実家に飾られた花を想った。

父は調子を崩して数日、入院することもなく、家で亡くなった。父を思って書いた140字。

 

5月 「はまぐりの夢 VOL.3」へ140字小説4本

文学フリマに合わせて本が出来上がったとのこと。書いていたのは2月〜3月。2月初旬にお誘いを受けて、めったにない機会だと思って参加させてもらう。

星々ワークショップでのご縁がこんなふうに形に残るのはうれしい。

お題に沿って書いた140字。コロナ禍だからこそのお題だと感じた。もう行くことのできない場所のもう会うことのできない友というイメージが湧きあがってできた2編はお気に入り。感想をいただいた骨伝導の心音のお話は私にとって過去最大の「離す」ことのできたこと。

 

6月 300字ss

 

 思えば300字ssはダークめな作品が多い気がする。

 

6月 カクヨムに投稿  #さみしいなにかをかく8話「遠くへ、あとかたづけ」

kakuyomu.jp

虫のしらせだったのかな、とこの作品については思う。

というのも、このお話を書いていたのは4月の終わりからで、5月に父が亡くなったのでどうしても関連して思い出してしまう。

3月に引越しを経験していたから、粗大ゴミのくだりが出てきている。

 

6月 短編「一でも八でも」加筆

第一回星々ワークショップ合評会に提出した「一でも八でも」を加筆して小説家になろうというサイトへ載せる。

高校生の頃、初めて地元ではない美容室でお試しでお化粧をしてもらった時のことを思い出しながら書いた作品。1950年代の洋服を調べたりするのはとても楽しかった。

 https://ncode.syosetu.com/n1283hb/

8月 星々オンライン最終回の合評会作品「同じ重さなら」(約1万字)

最終回ということで絶対に参加したかったので、参加できてよかった。お題が「問うことについて」で、私は以前に自分が書いた「通信制中学生」をもとにして「同じ重さなら」という作品を書いた。学校教育においていじめを産まないシステムについて書いたつもり。真剣にこういう中学校があったらいいと思う。まだ加筆できていないけれど、加筆して投稿サイトに載せたい。

 

11月 紅茶の日の140字小説

 

毎年できる限り紅茶の日は140字小説を書くようにしている。

今年もなんとか書くことができた。

 

11月 #ノベルバーへ参加

 

Twitterのタイムラインで見かけた #ノベルバーの企画に参加。11月の一ヶ月間、お題に沿って小説を書くという企画。私は140字小説でほぼ毎日投稿することに。ほぼ毎日というのは2018年にお題に沿って140字小説を投稿して以来久しぶり。なんとか完走できたのは、お題が素敵だったからと確信している。

 

12月 300字ss

 

今年最後の300字ss。お題は「箱」今回もダークなお話になってしまった。感想をいただけて本当にありがたい。

 

まとめ&2022年への抱負

9月10月は資格試験勉強をしていたのもあって何も書いていない。

振り返ってみると書いている時期がわりと集中していると思った。

2022年は、1月中には「同じ重さなら」を加筆して小説家になろうサイトに載せたい。

ずっと書こうと思っている二人称小説を2022年度中には書けたらいいなと思っている。