2021年の創作活動を振り返る
Twitterのタイムラインにふと流れてきたタグ企画 #創作2021_2022
いい機会なのでやってみようと思いました。
私の創作活動というのは、Twitterでの140字小説、300字小説、投稿サイトへの短編小説が主です。2021年は2020年にも一度参加したhoshiboshiのオンライン読書会&合評会への参加もありました。創作したときに思っていたことなども交えて振り返りたいと思います。
- 2月 140字小説
- 2月 Twitter300字ss
- 5月 300字ss
- 5月 140字小説を5本(そのうち3本をリンクで紹介)
- 5月 「はまぐりの夢 VOL.3」へ140字小説4本
- 6月 300字ss
- 6月 カクヨムに投稿 #さみしいなにかをかく8話「遠くへ、あとかたづけ」
- 6月 短編「一でも八でも」加筆
- 8月 星々オンライン最終回の合評会作品「同じ重さなら」(約1万字)
- 11月 紅茶の日の140字小説
- 11月 #ノベルバーへ参加
- 12月 300字ss
- まとめ&2022年への抱負
2月 140字小説
見知らぬ人が待つ場所に電話をかけた。私を救ってくれると思ったからだった。繋がった電話口で告げられた。別の場所へお行きなさい。後日、私は案内された場所を訪ねた。待っていた大人に困っていることを打ち明けた。かけられた言葉はおもいやりで、私にとどめを刺したから、人生を諦める覚悟をした。
— みやふきん (@38fukin) 2021年2月4日
Twitterで見たツイートをきっかけに思い出した自身のことを書いた140字小説。若き日の苦い思い出。
2月 Twitter300字ss
#Twitter300字ss@Tw300ss
— みやふきん (@38fukin) 2021年2月6日
第72回お題「運」
タイトル:「ケセランパサランの正体」
ジャンル:オリジナル pic.twitter.com/ZAVRQinmoI
1月下旬にお題が発表されて2月6日にTwitterに投稿。お題は「運」
ケセランパセランという存在と綿毛を絡ませたショートストーリー。
300字ssの投稿者さんたちは本当に真摯な方が多く、この時も引用RTで感想をもらってとても嬉しかった。
5月 300字ss
#Twitter300字ss@Tw300ss
— みやふきん (@38fukin) 2021年5月1日
第75回 お題「届く」
タイトル:「会えるのはわずかな確率」
ジャンル:オリジナル pic.twitter.com/AmGI5d0d1X
以前息子が拾ったスマホのことを思い出しながら書いた。
5月 140字小説を5本(そのうち3本をリンクで紹介)
「どこにでもあるケーキ、変わりゆく君の顔」
彼と何度かお茶をした。甘いものが好きな私はあちこちの喫茶店へ誘った。彼は嬉しそうについてくるくせに頼むものはいつも同じ。メニューも見ずにチーズケーキ。好きなんだと思っていたら違った。今日行った店にはチーズケーキがなくて、実は君があれこれ選ぶ時の顔を見ていたかったからと白状された。
— みやふきん (@38fukin) 2021年5月17日
これは確実に「待の上で」の劇中の「チーズケーキの歌」に影響を受けてできたお話。
「光をさがして、また一歩」
暗闇の中もう歩けないとしゃがみ込んだ。カサカサした何かが指先に触れる。葉っぱだろうか。光がないから判別できない。拾い上げて仕方なく歩く。あきらめた頃に見えたひとすじの光に、今だとばかりに拾ったものをかざしてみる。きらきら七色に光る昆虫の羽。きっとこれは兆し。これでまた前を向ける。
— みやふきん (@38fukin) 2021年5月18日
これはBUMP OF CHICKENの「なないろ」に影響を受けてできたお話。
「花から馳せる」
#140字小説
— みやふきん (@38fukin) 2021年5月22日
「花から馳せる」
(さっきのは削除。修正して再ツイート) pic.twitter.com/J4YZbfO2C0
連休明けてすぐ、父が急死して実家の近くのいとこがいろいろと手配をしてくれていたが、その方から花を買って来てと言われ、お通夜の祭壇に飾る花を地元の花屋に買いに行った。地元の風習がよくわからず、花屋に尋ねて買うことにしたが、迷って色付きの香りのある花も買っておいた。結局しきみしか使わずに不要になった花を持ち帰った。葬儀の際には祭壇に飾ってあった花を持ち帰って仏壇に飾った。普段ほとんど花のない実家に飾られた花を想った。
父は調子を崩して数日、入院することもなく、家で亡くなった。父を思って書いた140字。
5月 「はまぐりの夢 VOL.3」へ140字小説4本
文学フリマに合わせて本が出来上がったとのこと。書いていたのは2月〜3月。2月初旬にお誘いを受けて、めったにない機会だと思って参加させてもらう。
星々ワークショップでのご縁がこんなふうに形に残るのはうれしい。
お題に沿って書いた140字。コロナ禍だからこそのお題だと感じた。もう行くことのできない場所のもう会うことのできない友というイメージが湧きあがってできた2編はお気に入り。感想をいただいた骨伝導の心音のお話は私にとって過去最大の「離す」ことのできたこと。
6月 300字ss
#Twitter300字ss@Tw300ss
— みやふきん (@38fukin) 2021年6月5日
第76回のお題「影」
題名:「君の顔は」
ジャンル:オリジナル
注意点なし
遅刻しました💦
最近ややダークめな作風になりがちです。よろしくお願いします。 pic.twitter.com/hBMf6xLyZA
思えば300字ssはダークめな作品が多い気がする。
6月 カクヨムに投稿 #さみしいなにかをかく8話「遠くへ、あとかたづけ」
虫のしらせだったのかな、とこの作品については思う。
というのも、このお話を書いていたのは4月の終わりからで、5月に父が亡くなったのでどうしても関連して思い出してしまう。
3月に引越しを経験していたから、粗大ゴミのくだりが出てきている。
6月 短編「一でも八でも」加筆
第一回星々ワークショップ合評会に提出した「一でも八でも」を加筆して小説家になろうというサイトへ載せる。
高校生の頃、初めて地元ではない美容室でお試しでお化粧をしてもらった時のことを思い出しながら書いた作品。1950年代の洋服を調べたりするのはとても楽しかった。
https://ncode.syosetu.com/n1283hb/
8月 星々オンライン最終回の合評会作品「同じ重さなら」(約1万字)
最終回ということで絶対に参加したかったので、参加できてよかった。お題が「問うことについて」で、私は以前に自分が書いた「通信制中学生」をもとにして「同じ重さなら」という作品を書いた。学校教育においていじめを産まないシステムについて書いたつもり。真剣にこういう中学校があったらいいと思う。まだ加筆できていないけれど、加筆して投稿サイトに載せたい。
11月 紅茶の日の140字小説
#紅茶の日#140字小説 pic.twitter.com/wXxFtYC8q4
— みやふきん (@38fukin) 2021年11月1日
毎年できる限り紅茶の日は140字小説を書くようにしている。
今年もなんとか書くことができた。
11月 #ノベルバーへ参加
https://t.co/5hrNOwUwM5 #ノベルバー参加中
— みやふきん (@38fukin) 2021年11月16日
随時更新
Twitterのタイムラインで見かけた #ノベルバーの企画に参加。11月の一ヶ月間、お題に沿って小説を書くという企画。私は140字小説でほぼ毎日投稿することに。ほぼ毎日というのは2018年にお題に沿って140字小説を投稿して以来久しぶり。なんとか完走できたのは、お題が素敵だったからと確信している。
12月 300字ss
#Twitter300字ss@Tw300ss
— みやふきん (@38fukin) 2021年12月4日
第82回のお題「箱」
タイトル:「残された黒の巣で」
ジャンル: オリジナル
遅刻ですみません。
また来年も少しでも多く書けたらと思いますし、たくさん読みたいです! pic.twitter.com/Rzkn1Idz4d
今年最後の300字ss。お題は「箱」今回もダークなお話になってしまった。感想をいただけて本当にありがたい。
まとめ&2022年への抱負
9月10月は資格試験勉強をしていたのもあって何も書いていない。
振り返ってみると書いている時期がわりと集中していると思った。
2022年は、1月中には「同じ重さなら」を加筆して小説家になろうサイトに載せたい。
ずっと書こうと思っている二人称小説を2022年度中には書けたらいいなと思っている。